自己破産の実情 現在の日本は自己破産者数が急増しており、「自己破産予備軍」と言われる多重債務者を含めると、日本人の100人に一人では済まないような数になっていると推測されています。ある調査によると自己破産に陥る最も大きな原因と思われている「ギャンブル・浪費」は全体の4%程に過ぎません。一方で、「生活苦・病気・失業」などが自己破産に陥った原因で全体の36%を占めており、もう他人事ではありません。 年代別にみてみると30歳以下は全体の40%を占めており、もちろん20代もかなりの多くの割合を占めています。この年齢は仕事もできて、いろいろな方法で収入を得ることができるため、借金の返済もできるように思われます。しかし消費者金融の新規顧客の45%近くが30歳未満です。年収は500万円未満が80%、200~399万円の層が50%近くを占めており、ここが消費者金融のターゲットの層になっていることが分かっています。 近年になり、有名タレントを起用したテレビコマーシャルや街角でのティッシュ配りなどの積極的な営業により、消費者金融を気軽に利用する人が増えています。初めは軽い気持ちで借金をし始めても、結局収入が返済に追いつかなくなって、結果的に自己破産してしまうパターンというのが多いそうです。 また消費者金融からの借金だけが自己破産の原因ではありません。クレジットカードの普及や安易な借金で贅沢な生活をする人が増えたためとか、貸出側の与信管理能力が低いとか様々な原因があります。皮肉なことに、自己破産手続に関する法的な整備がきちんと整ってきたことも、自己破産件数を増やしている理由とも考えられます。最近では離婚件数の増加や、裕福な層とそうではない層の二極化が進んでいることも考えると、今後も自己破産件数が増えることはあっても減っていくことはあまり考えられないでしょう。 |
集計期間:03月04日 ~ 03月10日

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